道家道学院で学ぶもの


気の導引術
-3つの気のトレーニング-

気の導引術 3つの気のトレーニング

「気の導引術」で自然なからだを磨く

自然なからだを磨くのは「気の導引術」です。

>導引は、5千年前の中国に生まれ、歴史の中で育まれてきた気の健康法です。
古代の人々は動物の動作や生態を研究し、その真似をすることで、動物から身を守ることを学びました。

また人間の動きの不自然さに気づき、野生動物の動きを真似ることが人間の健康にもどれほど役立つものであるか、長い年月を積み重ねながら研究してきたのです。

そして生まれたのが導引です。

さて、この導引はツボと呼吸法とからだの動きを合わせて行うことで、体内の気の流れを改善し、健康的に無為自然に、宇宙の気と一体となって 天地自然の流れに添った生き方をするものです。

単なる健康法ではなく、私たち人間も天地自然と一体になって無為自然に生かされてゆくことが本来の姿であり、そのような生き方をすれば、悩みや苦しみや病気は消えて、明るく楽しく人生を開くことができるという、タオイズムの実践哲学そのものなのです。

誰でも簡単に習得することができ、行っていただくことができます。
そして はじめたその日から、体内の気の巡りがよくなることを体感していただけることでしょう。

体内の気の巡りがよくなることによって、気持ちもよくなります。
気持ちがよくなると心も軽くなります。

道家道学院ではからだの気の流れを良くすることにより、心の滞りも自然にほどけやすくなると考えます。

心の悩みをからだから改善する、それが「気の導引術」なのです。

導引術は、呼吸法とからだの動きを組み合わせた健康法


導引術は、呼吸法とからだの動きを組み合わせた健康法

導引術は、呼吸法とからだの動きを組み合わせた健康法で、気のトレーニングにより全身の気の流れを活発にするものです。

日ごろの疲れなどで溜った体内の気の滞りをとることによって、いつまでも若々しいからだを保ち、また、病気を受け付けない体力作りをサポートします。

導引術の歴史と道家道学院

導引術というのは 一口に言えば、からだのコリや、シコリ、ツカエなどをすっかり無くしてしまう体操のようなものです。

コリ、シコリ、ツカエといえば、なぁーんだと思われるかもしれませんが、私たちのからだの中に、本当にそれが無くなれば、人間のからだはいつも若々しく、いかなる病気もはいりこむ余地はなくなると考えられます。

つまりそれが人間のからだが、もっとも自然の理にかなった状態になることで、人間のからだが自然の状態であれば病気にかからないということを古代の中国の人たちが発見したのです。そして長い間の研究の結果作り上げたのが導引なのです。

その導引を現代の生活に合わせて必要なものを体系化し、導引という言葉に術をつけて「導引術」とし、明治以来忘れられていた導引を現代によみがえらせたのが、早島天來(筆名早島正雄)道家道学院初代学長です。

馬王堆の導引図

馬王堆の導引図

1973年に中国の長沙 馬王堆で紀元前168年の貴族の墓が発掘されましたが、その中には絹にかかれた導引図(判読できるだけで44種類の導引の図が画かれていた)が発見されて、日本でもセンセーショナルにとりあげられたのを覚えておられる方もいらっしゃるでしょう。

中国の紀元前2世紀にはすでに人々が健康にいきてゆくために導引という体操を行っていたことが証明された大変画期的な発掘だったのです。

またそれと同時に「五十二病法」という医学書や薬草の本など当時の医学的な資料も共に発掘されました。

そして その墓に埋葬されていた人は2000年前のものとは思えないほど肌も柔らかく、美しい姿で発見されたといわれています。

そのようなことから考えても当時の中国の医学的知識が大変高かったことがわかりますし、人体保存の技術は計り知れない高度なものだったといえるでしょう。

そのような医学的知識の有る人のお墓から導引図がでてきたことからも、当時、導引が中国の人々にとって医学的にも大変重要であったことがわかるのではないでしょうか。

養生(ようせい)とは

そして すでにその当時、導引には

1、 養生(ようせい)法
2、 病気治療法

としての二つがあったと、現在中国での研究でも考えられています。

養生(ようせい)法とは人間が病気になるまえに、体内に気をめぐらせて病気をつくらない健康な状態にする方法と考えられます。

日本でいう養生(ようじょう)は病後にからだを癒すことですが、それより、より積極的に人間のからだを健康に保つ方法や、生き方を、中国の人々は考え実践していたのです。

「気」と導引

自分のからだを導引によって動かして病気を追い出し、自然の若々しいからだを、病気にかからないからだをつくることから、道家の修行法は始まります。

それは言いかえると、大気(自然の最大の原理である大気)、つまり動いたり、湿ったり、冷えたり、雨や雪を降らしたり、乾燥させたりする大気という自然に、素直に順応するからだを、導引によりつくることです。

そういう大気を、私たち人間は吸っては吐き出すことで生命を保っているわけですが、その大気 ― つまり「気」がからだの中で停滞してできるのが、コリ ・ シコリ ・ ツカエであって、それを作らないようにしようというのが導引なのです。

導引術は生き方であり哲学です。          


導引術の歴史と道家道学院

道家では、からだのコリをとれば心の硬さもとれると考えます。
心の硬さがとれれば、何事にも捕らわれない生き方ができるようになりますよね。

からだの中の気の流れを自然に従わせることで、自我に捕らわれない自分をつくろうという考え方なのです。

導引術(気のトレーニング)を行うことは、健康で病気のないからだをつくることだけでなく、人間が天地自然に添って素直に気を感じ、その流れに乗って、無為自然に生きてゆくという人生哲学を実践することでもあるのですね。

皆さんも、気の導引術で心とからだのコリをとって、もっとあなたらしく、もっと素直に生きてみませんか。



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